今日さぁ、

…なんかあったっけ?というところ。

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対決 巨匠たちの日本美術@東京国立博物館 平成館 (2/2)

後半は諸事情につき駆け足だったため、憶えているのだけ。

■池大雅 vs 与謝蕪村
蕪村の方が好みかなあ。
蕪村の夜色楼台図は、そういえば昔東山魁夷の絵に同じようなのを見た気がする…。
東山魁夷は年の瀬の静かな夜のような絵だったけど、蕪村の方は、もっとどんよりと、重く湿気のある闇に被われて、どこまで行っても夜、夜、夜、というような感じがした。

■円空 vs 木喰
うーん、根性曲がってるんで、あの独特の笑顔をそのまま良しと受け取れない…。
以前おとぎ話で聴いた「木の中の仏を彫る」旅の坊さん、ってのがどうも円空のことらしいとは知ったけど、その仏さまの表情がどうとかよりも、12万体を彫ったと言われるその執念はどこから来たのか、ということの方に興味がある。でも今回の展示ではそこまでは掴めず…。

■伊藤若冲 vs 曽我蕭白
今回一番見たかったのが伊藤若冲。
仙人掌群鶏図襖の、鶏のいっぱいに見開かれた目、高く立ち上がってなびく尾っぽ、逆立つ羽からは、飛びかかるタイミングを計っている長い一瞬の緊張感がびしびし伝わってくる。昔、鶏に猛アタックをされたことを思い出しちゃった…(あれは怖かった)。
鶏の羽根の隙のない色使いには、ため息しか出ない。と、ふと横をみればすくっと立つ雄鶏のすぐ足下でヒヨコが戯れてたりもする、不思議な絵。
曽我蕭白は、絵の中に渦巻く空気の流れが凄い。
群仙図屏風の中に吹き荒れる嵐が作り出す、縮れながら立ち上がる白波や、ひきちぎれんばかりに纏わりつく衣服、空気が巻き上げられて歪む空間は巻き込まれそうで圧倒される。唐獅子図も、獅子そのものよりも周りに渦巻く風が凄くて見とれる。この二人のはどちらもとても面白くて、単独での展示会でゆっくり観たいなあと思った。

■円山応挙 vs 長沢芦雪
芦雪の虎図襖は…あれだ、一休さんの虎。
虎というよりはでかい虎猫っていう可愛さなんだけど、これと目が合ったら、もうそこから離れられない!応挙は綺麗だけど、虎図襖の後だとどうも…。

■喜多川歌麿 vs 東洲斎写楽
写楽の嫌がらせのような描きっぷりが好き。彼には「阿波藩の能役者、斎藤十郎兵衛」正体説があるらしいが、それが本当だとモデルと描き手はほぼ同業者同士。とすると、あの容赦のなさはそこからきてるのかなあ、などと思ったりした。

■富岡鉄斎 vs 横山大観
どちらがということもなく。しかし最後、唐突に現れた横山大観の富士には面食らった。明け方の金色の空、一面の雲海、その中にくっきりと頭を出した夏の富士。ともかく全面これ正月絵の如くめでたく、しかもそれに対する「影」がまるでないので恐ろしく現実感がない。試しにあの雲海の中に突っ込んでみようかと思い、雲をぎりぎりまで寄って眺めるも、その遠さを実感して混乱するばかり。遠くからであっても毎日富士山を眺めていた自分としては、鉄斎の絵の方がしっくりくるかも。

後半は以上でおしまい。



展示品の傾向とか見る側の好みはともかくとして、いろいろな作家を(たとえ部分でも)端的な説明とともに一度に見られるこういう機会は、私みたいな素人には本当にありがたかった。それに、「あれ見てみたいなあ」と思うものがあっても、なかなかあちこちにも行けないしね。わずか2時間半の観覧、でもとても楽しかった。
今回見たものを手がかりに、この先いろいろな絵を見てみたいもんです。

対決 巨匠たちの日本美術@東京国立博物館 平成館 (1/2)

チラシで見てすごく気になっていた日本美術の対比展示を見に行く。
月曜日の昼に行ったせいか、混んではいたけど覚悟したほどではなかった。
以下、憶えているものを順番に。

■運慶 vs 快慶
運慶の座像は、力強く安定感があってそれはそれでいいんだけど、
でも快慶の立像の足下に立ち上がる水飛沫がいいよね、きくらげのような、小さい子の手のひらのような。仏様が今降り立ったその一瞬を、長い時間で捕らえたような足下。ただし上の仏像自体にはなんの動きもないのでちょっと妙な感じではある。

■雪舟等楊 vs 雪村周継
雪村の奔放さに憧れるけど、その前に雪舟の曲げられない線を見たから余計にそう思うのかも。

■狩野永徳 vs 長谷川等伯
狩野永徳が好き。対比相手の等伯の絵は、その絵にあうようなもう少し静かな環境でゆっくり見たら印象が違っただろうが、あの忙しない空間ではそれはちょっと難しかった。
それにしても、対比の意図がよくわからない展示だったなあ。

■本阿弥光悦 vs 長次郎
うーん、本当に茶を飲むなら長次郎の茶碗で飲んだ方がおいしいんじゃないの?
光悦の茶碗はいろいろギラギラしてて、暗闇の床の間で発光してそうだ。そうやって飾っとくにはいいと思うけどね。

■俵屋宗達 vs 尾形光琳
風神雷神図屏風は、宗達の描く愛嬌のある顔つきや、飛び跳ねているかのような身軽さを感じさせる線、軽やかな色使いが好き。比べて光琳の絵は、力強く鋭い線、禍々しいほどに黒々とした雲に驚く。それにしても、二つともあんなに色鮮やかとは思わなかった。
その他の絵は、光琳の方が好み。


とりあえず前半はここまで。

FRF’08

■7月25日
INO hidefumi LIVE SET/HEAVEN
JAMIE LIDELL/WHITE
LITTLE TEMPO/HEAVEN
VERY BE CAREFUL/ORANGE
JASON FALKNER/HEAVEN
MY BLOODY VALENTINE

*VERY BE CAREFULが良かった。
 地元感まるだしの南米?民族音楽ですごく踊れる。
 なぜかマリオもいた。去年の朝霧のヘッドライナーだったらしい。
*You Made Me Realiseの、飛行機の離陸状態が永久に続くかのような
 長いノイズに完全に覚醒。けして轟音ではなかったけど本当に美しかった。
 2週間過ぎた今もあの時のすべてを鮮やかに思い出せる。
*マイブラ終了とオールナイトフジ行き、ブーツィ戻りで物販横の道が大渋滞。
 THE NEW MASTERSOUNDSを諦める…。寄る年波に勝てなかった夜。



■7月26日
PARA/ORANGE
THE FUMES/HEAVEN
ASIAN DUB FOUNDATION/GREEN
柳ジョージ&レイニーウッド/HEAVEN
ザ・クロマニヨンズ/GREEN
UNDERWORLD/GREEN
映画リトル・ブリテン/ところ天国

*PARAは朝霧よりさらに力が抜けてて気持ちよかった。
*フェスで観るADFが好きだ!アルバム1枚もないけど。
*TRICKYを観るはずが、なぜかまっすぐゲート前。戻れなかった…。
*急遽宿で素人裁縫。苗場で隅田川花火大会の中継見て足止めなんて
 風邪で遠足行けない子の心境。
*Born Slippyで胸がいっぱいになるのは、もはや不治の病。
*リトルブリテン、眠くて挫折してしまった。
 ランドセル蹴り飛ばして先生に迫ってた、あの先を観たくてたまらない。



■7月27日
DOUBLE FAMOUS/HEAVEN
MYSTERY JETS/WHITE
THE FUTUREHEADS/WHITE
J.A.M (piano trio from SOIL&"PIMP"SESSIONS)/HEAVEN
THE BIRTHDAY/GREEN
LEE “SCRATCH”PERRY/HEAVEN
ゆらゆら帝国/WHITE
PRIMAL SCREAM/GREEN
ASIAN DUB FOUNDATION/GREEN
でぶコーネリアス/ROOKIE

*ものすごい雨が…。カッパ取りに戻るのもいやで種ゴミ袋でしのぐ。
*大雨の中、ロータスカフェでラムココアを飲みながらしばしまったり。
 雨のなかのJ.A.Mはなんかよかったよ。
*チバ、あんな切ない歌、歌うようになったんだ…と二人でしみじみする。
*曰く、「ラブによってダブは創造された」そうです。そうか。でも好きさ。
*でぶコーネリアスの芸達者ぶりに呆然。ジャンプが高いのはいいことだよね。



あらためてタイムテーブル見直すと、あれもこれも観てません、てのが例年以上に多くてびっくり。しかも思い出せない時間帯たくさん。いったい何してたんだろう。